カレーパーティー
 
平成18年11月2日


 先日、タシ所長の計らいで、当事務所に派遣されているアメリカ人とオーストリア人のアパートに招待されたお返しとして、我がロッジでカレーパーティーを開催することにした。
 ロッジの主にたまねぎとジャガイモとにんじん、さらに牛肉の手配をお願いした。特に牛肉は筋が多く、歯が立たないものが多い。時にはジャーキーのようなものが入っているときもある。そこで念を押し、柔らかい肉を買うように指示をする。

 夕方から台所を使わせてもらい準備に取り掛かる。助手は息子のツェリンとお手伝いのティンレイだ。ジャガイモやにんじんをむいてくれる。特にカレールーに興味があるようだ。作り方は簡単。パッケージに書いてある通りに作ればOKだ。失敗はない。他に日本から持ち込んだ餅と日本茶を用意する。餅は薪ストーブ(ボカリ)で焼き、海苔を巻いた安倍川にすることにした。ロッジの奥さんは一通りのブータン料理を用意していた。飲みものはビール、ウイスキーそれにアラだ。

 招待客はアメリカ人ポールとオーストリア人アンドリュース、事務所のタシ所長他数名と関連事務所の所長さんたち、そしてJICA/SVの松岡さんを含め10名ほどを予定した。しかし集まったのは15名と予想を超えた。
 最初はティーバックの日本茶、味は今ひとつである。乾杯で飲み始める。松岡さんがよく喋る。なかなか英語は上手である。しかし言葉の間に「ね」とか「あの」とか日本語の合いの手が入る。何となくユーモラスである。年配者の喋り方にこの類のものが多いように思う。要は通じればいいのだ。ブータン人の英語もゾンカ訛りで、仲間内と話しているのを聞くととても英語とは思えない。しかしそれ以上に私の英語はブロークンであるが。


          


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